最近、日本(渋谷)で、Black lives matterのデモがあると知ってびっくり。
それが本当に実行されてまたびっくり。

そしてまた大阪でもあると知り驚いていたら、有名な人達が色々とコメントしててびっくり。
びっくり続きで心がヘトヘトになっていたところ、また渋谷でBlack lives matter運動って・・・2回目のデモ。

これは人数が増えたらしくて、500人くらいの規模の予定だったみたいだけど、実際の参加者は約3,500人と報道をみてガックリ。

えぇぇーコロナ大丈夫ー?もう蜜になってもいいんだっけ?てかなんでこの時期に日本でデモ?

これが私の正直な感想。

でも考えるにはとてもいい機会なので、人種差別について考えてみた。

私がびっくりした理由

この数か月、大人も子供も色々我慢してきたんだよ〜。学生は卒業式や入学式、青春時代にしかない各イベントもなくなって泣いて諦めてコロナ終息後の未来に気持ちをつないでいるんだよ…。

大人だってコロナには戦々恐々でも、マスク届かなくったって、お金貰えなくったって、とりあえず出来る限りStayhomeを頑張って、先が見えなくて生活が不安だろうが、会社潰れようが、政府に文句あったって、とりあえずコロナの対策を最優先と受け止めてそんな大規模なデモなんてしなかったんだよ…悲しいよ。

日本でのデモのきっかけは日本の警察がクルド人を不当に扱ったからというのが大きいの?本当?

申し訳ないんですが私はこのクルド人のニュースを見て初めてクルド人という言葉とその意味を調べたんだけど、私が不勉強なだけで日本では馴染みの深い人たちだったのかな?本当に知識が浅くて申し訳ないです。

これも知りたいんだけど、デモに参加した人はほとんどが外国の人達なの?日本人で参加していた人達も本当に人種差別をなくすために必要だと思ったから参加したんだよね?これはそう信じたいという願望。

とにかく、黒人への差別という問題について、これまだほとんど取り沙汰されきていない日本で、このコロナという問題に直面しているこの時期に、Black lives matterのデモが行われたことにとても驚いています。

日本に人種差別はあるのか?

まずはちょっとこの動画を見て欲しい。この動画はツイッターで@avril24thさんがみんなが見るべきだと、日本語の字幕を付けてくれたものです。

これは「3 Generations of Protesters」っていう動画。直訳すれば「3世代の抗議者」。

私、3人のうちなら31歳。そう、今16歳に託そうとしているところ。

日本人の私にはまったく計り知れない人種差別の本当に深いところがこの映像からは伝わってくる。きっと見る人全員が何かを感じると思う。

とにかく運動が世界的にもこんなに広まっているから確かに「今」がチャンスであるんだろうけれども…この時期にデモという選択はどうだったんだろうか?もっと他に方法があったんではないかとずっと思ってる。

(だって普通に考えて、いきなりこんなに大事になる?これ誰が先導してるのよ?代表誰よ?日本でのデモの目的何よ?警察?でも日本の警察は拳銃滅多に使用しないしそうそう滅多に殺めないよ。警察がクルド人にしたことは、日本人にもしているよね?)

私のブログだからさらに好き勝手言わせてもらえば、人種差別については日本人にも差別はあるとは思うんだけど、差別の内容と歴史はアメリカとは全然違うもので、日本人は別に肌の色で差別している訳ではないんだよ。だって日本には黒人を奴隷にしていた歴史はないんだから。

私が考える日本と海外の人種差別の違いとは?

日本で黒人への差別を感じるっていうのであれば、それは日本人の閉鎖的な性格が主な原因じゃないかな?だから白人にもおんなじような感じだと思うけど、ただ白人と黒人だと、白人の方が「慣れてる」のでそこで対応に差が出てるイメージはあるよ。あとはテレビとか映画とかでのそれぞれのイメージも強いのかも?特にお年寄りね。

日本人は黒人であっても白人であっても、普通に生活していれば、そのうちいい人(=危険な人ではない)として受け入れるとおもうんだよな。例外はあると思うよ、でも大体そうだと思う。

黒人でも白人でも何人であっても、日本で生活している人として、日本の常識に則って常識的に暮らしていてくれてれば、多少時間は掛かっても大体受け入れられるはず。よっぽど例えば犯罪をするとか「敵」とみなされる行動をしない限り、アメリカのように数百年の単位で差別し続けそれが歴史になるということはない。

だから私が思うに、日本での差別は人主差別というより受け入れられているかいないかという扱いに関する差別でアメリカのそれとは違う。

なので今回のデモは大抵の日本人には受け入れられない出来事だったと思うので逆効果。特に黒人は新たに差別の対象に見られてしまう可能性が考えられるから、本当に残念。

※本当に人種差別は至るところであると思ってますし、ずっと差別されている方たちがいるのも事実だと思うので、全否定しているわけではないです。私も外国では混んでる電車で私の横だけ空いてても誰も座ってくれないという環境で生活したことあります。家族が差別されたこともあります。ただ個人の意見として日本での黒人差別にはこのような考えを持っています。

私の勝手な意見:これからについて

Black lives matterの活動は日本ではもっと平和的にした方が、人種差別についてより認識されてわかり合えたと思うんだよね。それこそSNS使ったりして、どんどん情報を発信すればいい。ただし本物の情報でお願いしたい。そして受け取る側はしっかりと情報が本物かどうか極めてから受け止めてほしい。

もう海外のデモも、略奪やら暴力やらでただの暴動にしか見えなくなってきたし。Black lives matterのデモはもうマイナスのイメージが大きすぎる。

私は人種差別についてはきちんとみんなが学ぶ必要があると思ってる。人種差別とはどうしておこっているのか??(Black lives matterなら)なぜ黒人は怒っているのか?なぜ差別が終わらないのか?まずはきちんと知ることが大事だと思う。

特に小さい子供がいる人達にこそ将来への責任は大きいと思うから、よく学んで各家庭で子供と話しあってほしい。これは学校とか社会でっていうだけのレベルじゃなくて、家庭の中でも話す必要がある。色々なものに繋がる話しだから。

人種差別をされている側の人達には本当に申し訳ないけれど、この問題にはやっぱりもう少し時間がかかると思う。でも時代は確実に変わってきていると思うから、絶対なくなる日はくると思う!環境や自分に負けずに「擁護される価値がある人」であって欲しい。自分だけでなく、子供や孫の未来まで見据えて希望を繋げてほしい。

変な言い方かもしれないけど、擁護する側がどんなに頑張っても、擁護される側が間違った行動ばかりしていたら全くいいことろがわかってもらえなくて、擁護しても意味がないから。

自分たちがなりたくてなったんじゃないってことはわかってる。本当に残酷な歴史だと思う。でもそこで憎しみを増やしてももうどうにもできないと思う。まさに「3 Generations of Protesters」がその歴史をよく表していると思う。

変えていきたい、訴えていきたいことがあるなら、まずはそれを聞き入れてもらえる環境を目指さなければ。たとえその過程が長く辛くて負けてるように感じても続けて。

悲しいかな今は1,000のいいことをしても1つの悪いことで全てが振り出しに戻ってしまうことが多い。でも、たとえそうなってもあきらめないでまた1から始めてほしい。

1つの過ちで人生を諦めることがないよう、私達はお互いがまともな目を持たなけれならない。変わらないといけない。あきらめなくてもいい世界になるように。

何にでも理由がある。みんなが知識を持ってそれを知り、世代が変わるごとにより良い世界になるようにお互い努力をしなければいけない。

叩いても叩かれてもいなけど、これからも叩かれたくないならずっと叩かない。優しくしてるし優しくされてもいるけど、ずっと優しくされたいならずっと優しくする。ぶれなければ変化はある。

私は「黒人」とか「白人」とか「アジア人」という言い方がネガティブな意味で使われることがなくなればいいなと思ってる。

何年後かには、黒人とか白人とかっていう言葉が人の特徴を説明する意味以外なんにも感じることのない言葉になっていて気軽に使える言葉になっているのが理想。

じゃその日は来るのか来ないのか。それはお互いの努力次第。でも今から少しずつのお互いの意識をちょっと変えるだけで数年後にそんな世界が誕生するかもしれない。

16歳の少年だろう人達にお願いしたいこと

日本でも若者が海外に触れる機会や海外で生活する機会が増えているから、きちんと人種差別について学んでいないと恐らく若者の方がアメリカっぽい考えの差別をする可能性があると思う。

しかもすっごいうっすい理由で。(周りがそうしているからとか)

これから大人になる人達、あの動画で表せば16歳の少年にあたる人達には自分で知る力・考える力をもっと身に付けて欲しいと思う。これは全てにとって大事なこと。

歳をとってある程度まともに生活していれば、ふと冷静に周りを見れるようになって気づくんだよ。
本当に必要なのは「知識」だって。

【知識とは】
・知ること。認識・理解すること。また、ある事柄などについて、知っている内容。
・考える働き。知恵。

【知恵とは】
・物事の道理を判断し処理していく心の働き。物事の筋道を立て、計画し、正しく処理していく能力

勉強するって本当に大事なんだよ。

物事はきちんと知って、よく考えてから進めなきゃ。暴力には暴力が愛には愛が返ってくるんだよ。身体でなくて人の知識や知恵でもなく、自分の知識や知恵を、自分の頭を使って。

デモは本当に残念だったけど、少しでも意味があるものであって欲しいから、この機会に黒人の人種差別について知りましょう。新しい「差別」が起きないことを願います。

音楽や映画でも人種差別について知ることができる

今回はJoyner LucasのI’m Not Racistっていう歌を紹介しておこうと思います。日本語の字幕が出ているから言葉はわかると思う。

ちなみにこれは2017年にリリースされた曲で今また”事件”がきっかけとなり注目を浴びているみたい。私も今回の騒動で初めて知りました。

だから本当にこの動画を知っているのみ。考えさせられたという以外深い意味はないです。

動画に日本語字幕あるけど、もし内容があまりわからないようであれば、もう少しアメリカの人種差別について知る必要があると思う。

Joyner Lucasの事を調べてもいいだろうし、人種差別についての映画を見てみたり、歌詞でわからにところがどういうことなのかを少しずつ調べてみてもいいと思う。

なんでだろう?はそのまま流さず自分で調べてみてそして知りましょう。それから考えよう。私達にできること。

【和訳】ジョイナー・ルーカス – I’m Not Racist 【字幕】

オリジナルはこちら
Joyner Lucas – I’m Not Racist